71頁目 「ノスタルジー」より

 

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虚構。

何もおもわない。こんなにも。むなしいか。空っぽだ。響かない。

なんで。どうすればいい。悔しいって思うはずだ。恥だと思うはずだ。

なれた?

まさか。なれてしまったのか。

諦観。

やばい。学べない。またなる。またする。

きかい。

気持ち悪い。まわりのこえが気持ち悪い。視線も。顔も。その人の思考が。

よめる?

偽りだ。妄想だ。

ふかん?

きりかわった。

やばい?

いいや。慰めるのは私だ。感謝されたのに響かないんだ。

どうしよう。助けれない。

見捨てるのか。棄てるのか。貴重なんだぞ。やばい。すてる。

距離をおけ。壁をつくれ。俯瞰しろ。刷り込んだろ。そんな、冷たくなかったろ。

やばい。みすてる?

嬉しいと思わない。楽しいと思わない。こわしたくて。

敵か。

ちがう。

敵にするか。

そしたら、なんも思わなくなってしまう。

どうする。

無関心。こんなふうになったのはだれのせいだ。

ちがう。

もともと?

もともとおかしい。今も、これからも、今までだって。生まれてこのかた理解者はいなかったろ。占いに頼って自分で慰めてたろ。

ここにしか道はない?

わからない。お金。けっきょく。そうだよ金だ。面倒だから。金なら何にでもかわる。

金しか信用できてないのか。

それがないと裏があると恐怖する。偽善者はこわい。私もこたえないといけなくなる。嘘はもう。いっぱいいってる。いっぱいやってる。偽善でやってる。今のこの状況で。いっぱい偽物だ。

ほんとは。

ちがう。子供のころ目指したとこはちがう。ぜんぜんちがう。

みんなそうだ。自分だけじゃない。こんな悩みなんて抱けない者もいる。お前だけじゃない。

終わった。おわれ。

しにたい。なにも感じない。

これはなんだ。憂いか。鬱か。なんだ。

虚構。いたみ。

こころ?

いたい。気持ち悪い。自由がほしい。しにたい。

弱いのに。強くはないのに。

仲良しいないんだ。ホンネがいえないんだ。家族さえも。だれにも。

恋愛?どうでもいいよ。1人がいい。

人がいると怖くなる。恐い。友さえ。いないのに。どうすりゃいい。この衝動。見てはくれない。だれも。いない。今までだって。これからも。誰だって私をみたてる。全て私のせい。ほんとは傷付いてるの知らないから。そうだろうと当たり前のように肯定するけど、それが当たり前だというが。誰もひとつひとつの痛みが忘れられないのを理解できないだろう。

私は器用じゃない。少しずつ積もってくるんだ。

どうすりゃいい。特定じゃないんだ。全部全部。ぜんぶなんだ。自分も他人もそのときの事象すべてが。いたい。

忘れられない。学は忘れるくせに。感覚は。

こわれろこわれろこわれてるしにたいしにたくてこわれてる、こわれてる。こんにちはわたし。しんでいいよ。さようなら。ばいばい。おまえが今までしてきたことの自業自得だ。おまえが。わるいんだよ。自殺しようとして皆に迷惑かけたろ。母を泣かせたろ。

わたしがわるいぜんぶ。

楽にしたいならこんくらい慣れろよ。こころをこわせ。たてまえたてまえ。動物。死にゆく動物。どうしようもできなかったろ。埋めるしかなかったろ。わすれてないよ。だれも、手伝ってくれなかったよね。わたしも、泣いてもジブンの無力さだけだったよね。自分もシにおいやったよね。無知だったよね。

意味、なかったよね。

 

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