はやく、殺してください。
はやく、消してください。
はやく、忘れてください。
はやく、勘当してください。
はやく、クビにしてください。
はやく、はやく、はやく。
嫌な事があれば 私を殺してください。
必要なければ 私を捨ててください。
どうか、どうか、お願いします。
きっと報われる日なんて来ないですから。
きっと後悔ばかり続きますから。
きっと失敗を何度も繰り返しますから。
きっと満足のいくハッピーエンドなんて夢物語ですから。
きっと、私が望むものは、手に入れない。
きっと、私はフィクションみたいな幸せも不幸もない。
胸を張っていられる理由なんて、ない。
意味なんて無いです。虚無ばかりです。
ずっと、閉じこもりたいです。
気を許せる相手なんて見つからないです。
いつも嘘ばかりです。
嘘付きなんです。
殺して。
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死のう。死のう。死にたい。言葉。言葉にすれば、過去になる。ストレスが、還元される。消える。感情一つでもはじまりと終わりがあった。脳が、処理してくれてる。最悪だ。死にたい。この体は、どうしようもなく自分だ。一線を超えられない。枠にはまったまま。死ねなかった。体に、苦痛がはしったから。理性が現実を見たから。心で願っても、ダメだ。体。そう体。臆病故に、防衛本能。死にたい。寄り道などせずに真っ先に死にたい。頑張ったんだ。蝉より長く生きた。金魚より長く生きた。犬猫より長く生きた。
趣味に満足した。物語に満足した。お金に満足した。学をしった。やっただろう。もう、良いだろう。特別な存在なんて人ではなかった。人なんてどうせ死ぬ。私も死ぬ。もう、良いだろう。何も、無かったのだから。憧れなんて、言葉に出来る程のものじゃないんだから。言葉なんて結局は、枯れて聞こえなくなるんだから。
いいだろう。
安らかな眠りについたって。
何も食べなくたって。何も見なくたって。何も、ありはしないんだから。のこされたモノを慈しんでも。
なにも、変われないのに。