86頁目 「ノスタルジー」より

 

 

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復習。復習。反呼して。

1日の反省。

ゆったこと。くちにしたこと。その言動。

 

ちゃんとりにかなってるか。

ちゃんとすじはとおしてるか。

ちゃんとただしいか。

ちゃんと、意味はつたわっているか。

 

あたまのなかで、ぐるぐると。

 

 

いいすぎたんじゃないか、

よけいなことをいってないか

きずつけてはないか。

よわさを、見せてないか。

 

価値観がちがうから。

 

私は、そうらしいから。

 

普通では、ないらしいから。

 

フツーをもとめて。

 

 

 

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うそ。

 

嘘つき。

 

痛い。また。いたいまま。麻痺して。クリアになって。辛くなって。死にたくなって。無気力になって。

 

逃げたいのに、逃げれなくて。

 

ただ寝て。堕落して。

いま、すごくすごく死にたい。

 

死ねば良いのに。恥。恥ずかしくて。生きるのが恥ずかしくて。死にたい。

 

バカだねって、いってよ。

見え張らなくていいんだよって、いってよ。

まあ、そんな日もあるさって、だれか。

 

苦しいよ?

だって、一人を望んだもの。

辛いよ?

だって、愚者だからさ。

寂しいよ?

なのに時間は止まらないの。

 

動きたくないのにさ。

なにも、したくないのにさ。

変わりたいのにさ。

あまく、あまく、どろどろと。

 

ただただ時間がすぎて、死に近付いて、嫌いな人々を観察してく。

 

無様に人間らしく、終わってゆく様。

少しずつ、少しずつ。衰退していく社会。

声だけあげて、終わらない世の中。

 

私は、眺めてく。

 

消えたいという願いは、いつ叶うだろう。

ちゃんと、身体は雑に扱い。

ちゃんと、ストレスはその場しのぎにしといて。

ちゃんと、心の傷は残したまま。

ちゃんと、変わらず。好きに生きて。

 

どうか、過去の私を助けて。

どうか、未来の私に託して。

 

どうか、変わらない今でいて。

 

目を閉じて。

耳をふさいで。

唇を噛み締めて。

足元を見て。

 

どうか、否定される私でいたい。

 

赦さないで。

罰は下さないで。

ただ生き地獄を味わって。

 

 

 

ひとりで、死ぬんだよ。