67頁目 「ノスタルジー」より

 

 

空虚。空虚。空っぽ。空虚。空虚。空虚。空虚。虚しい。空虚。だめ。バランス。死ね。忘れろ。また次だ。死ね。死んでくれ。お前はいらない。次だ。ふざけろよ。次。もういいよ。死んで。

 

 

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金ばかりだ。世の中。人生に。金。

なんだよーー主義が。

金ばかり。

なんだよ。金が悪いか。

そんな、バカな。扱う人間が悪い。

活用できない人間が悪い。

いつだって金はついてきてばかり。

発生する原因をつくる人間め。

金は滞在できない。ずっと流れてく。漂流するばかり。

感情なんてない。意識なんてない。いつだって身代わり。

その為に作ったんじゃないのか。

利便性だけが全てか。重いんだぞ。

費用を発生させて楽しいか。

現金を持てよ。軽くはないんだ。

直ぐに消えるだろう。溢れやすいだろうが。

それが、理想から生まれた身代わりだ。

軽々しく手放すなよ。それが現実なんだ。

手放すな。行いに比例して使えよ。

天秤に賭けろよ。金は身代わりなんだよ。

そういう風にしたんだろうが。ーー主義め。

 

 

 

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死にたい。

痛いのは嫌い。

死んだら痛くなくなる?消えれる?

苦痛は嫌だ。嫌だ。生きたくはない。

安楽死がいい。

死んだ後はどうなる。

次なんてないよね。

魂なんてないよね。一心同体だよね。

神経だって壊死したら痛みなんてないよね。

死んだら終わるだけだよね。

何も、残らないよね。

恥なんて残らないよね。

遺体だってどうやっても皆一緒だよね。

養分になるよね。

そこら辺に置いとけば、虫と一緒だよね。

そうであって。

幽霊とかどうでもいいから。

時間の残り香みたいなものだから。

そんなもの、気にしたってしょうがないから。

そうであって。

身が消えれば心も同じだから。

死して尚迷惑なんてかけたくない。

死して尚遺産なんて金にすればいいから。

死して尚、私の存在なんていらないから。

どうか。どうか。

ロウソクのように消えてください。

灯火が消えたら、溶けたいらない蝋は捨てて。

上手く活用して。

 

 

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